基本的にスナックは常連さんで回っていて、スナック通いに慣れている人が多いので、スナック初心者の方にわかりやすく料金システムを説明してくれるお店は少ないですよね。
お店側から詳しく料金の説明を受けることもないので、「あれ、こんな高いの?」と思うこともありえます。
そこでこの記事ではスナックの料金システムや、値段が高くなってしまう理由について詳しく解説します。
スナックの料金システム(初心者向け)
まずは初心者の方向けにスナックの料金システムについて解説していきます。
料金体系がわからないまま想定外のお会計になったらお財布に大打撃です。事前にある程度料金システムを把握しておきましょう。
では主にスナックでかかる料金としては何か?というと
- チャージ料金
- セット料金(飲み放題)
- ボトルキープ
- 女の子のドリンク代
- カラオケ
この5つがあります。
①チャージ料金とは?相場も解説
料金システム | 内容 |
チャージ料 | 席料としてチャージ料(1500円~2000円)を払って氷や割り物を用意してもらい
で料金が加算されていく。 |
チャージ料とは居酒屋でいう席料に近いものです。
主に席の準備(グラスや氷、割り物を用意したり)をするために始めに必要な料金となります。特徴としては最初だけかかる料金なので、時間ごとにチャージ料が加算されることはありません。
チャージの場合の料金のかかるポイントは
- 席料=1500円~2000円
- 飲み物=別途必要
- 女の子のドリンク代=別途必要
となります。基本的には自分と女の子が飲んだ数によって料金が上がっていきます。また席料に関して例外なケースとして、女の子が変わる度にかかるお店もあります。
チャージは1時間ほどでサクッと帰る人にとっては安く済むのがメリットですが、長時間飲む場合は高上がりになるのがデメリットですね。
②セット料金(飲み放題)とは?相場も解説
料金システム | 内容 |
セット料金(飲み放題) |
飲み放題とも言われる。60分3000円~5000円で氷や割り物+お酒が飲み放題となる。料金は
で加算されていく。 |
セット料金とは文字通り「お酒、氷、割り物」がすべて付いた料金のことです。
別名「飲み放題」と呼ばれています。セット料金の場合は飲み放題なので自分がいくら飲んでもセット料金以上にかかることはありませんが、女の子のドリンク代は別途なので注意が必要です。
女の子はともかく、自分はいくら飲んでも料金は変わりませんから、たくさん飲む人にとっては飲み放題はお得ですね。
ただ長時間利用する場合は飲み放題の延長料金でどんどん高くなっていくので気をつけましょう。遊び方の目安としては
- 2時間以内くらいで帰るなら飲み放題がお得
と覚えておくといいですね。
女性客はセット料金が安くなる
ちなみに多くのスナック店では女性客は安く済むことが多いです。そもそも男性からすればスナックに女性客がいるだけで気持ち的に盛り上がりますから、男性客の半額程度で楽しめたりするのです。
よくスナックに男女のグループが入ってくることもあるので、居酒屋とちょっと気分を変えたい場合は女性なら安く済むのでおすすめです。
③ボトルキープとは?料金・相場も解説
料金システム | 内容 |
ボトルキープ料金 | ボトルキープはウイスキーの角や日本酒、焼酎などの好きな種類のボトルを頼んで飲む方法。ボトルキープの場合は
が加算される。 |
ボトルキープとは文字通り、ボトルを一本入れて飲むことです。
ボトルを入れると、なくなるまでは飲み放題のセット料金がかからないので長時間滞在するほどお得になります。例えばウイスキーの角(5500円)をいれた場合の例を挙げると
- 角:5500円(初回のみ)
- チャージ料(最初だけ):氷、割り物
- 氷、割り物の交換代(800円~900円)
となります。以下は当店(スナックシェル)の場合の例です。
初回はボトル料金がかかりますが、次回からは飲みきるまでチャージ料と氷・割り物の交換代だけで飲めるのでかなり安くなります。
- 長時間飲む人
- 常連の人
はボトルキープをした方が確実にお得に飲めます。ただ私の場合ですとボトルキープをした分、長時間滞在するだけなのでさほど変わらないというオチです。
あと女の子のドリンク代だけは別なので気を付けましょう。
④女の子のドリンク代
セット料金(飲み放題)でもボトルキープでも女の子のドリンク代は必ずかかります。相場は600円~900円ほどが多く、そんなにガバガバ飲み続ける子は少ないので心配ありません。
ただ長時間滞在したり、店の中にお客さんが一人しかいない場合は全員分のお酒をあげたりして高上りになることもあります。
その場合はママに予算を伝えれば、予算内で済むようにしてくれる(予算を超える前に伝えてくれる)のであらかじめ言っておきましょう。
⑤カラオケ料金とは?相場も解説
料金システム | 内容 |
カラオケ | 一曲200円~300円 |
お店によってはカラオケが別料金な場合もあります。
お店に入った時にカラオケ込みか別料金か?聞けば教えてくれるので、カラオケ好きな人は聞いておきましょう。
スナックの料金が高い理由
さて、スナックに通ってるなら一度は「あれ、なんか高いな…」と感じたことはありませんか?
スナックは1時間飲み放題3000円~5000円とかチャージ料1000円とか聞いてたはずが…なんて経験ある人もいるはず。その場合はこんな可能性が考えられます。
コース別に考えられるパターンをまとめてみました。
↓↓↓
コース | 高くなる理由 |
チャージ料 |
のどちらか。チャージの場合は単品注文でお金がかかるのと、お店によって女の子が付く度にチャージ料がかかる場合がある。例えばチャージ料が1000円だとして2時間で5人が入れ替わったとしたら1000円×5人=5000円のチャージ料となる。 |
セット料金 | セット料金は割物や飲み物がコミコミなため、飲み放題延長と女の子が飲んだ分で高くなる。 |
ボトルキープ |
ボトルキープの場合は
のいずれか、又は全部が重なって高くなっている。女の子がよく飲むタイプだとドリンク代&氷の交換で意外と高くなる。 |
思った以上に高い場合は
- 飲み放題の延長
- 女の子が付く度にチャージ料がかかる仕組みだった
- 女の子のドリンク代
これらのどれかの料金が重なって高くなっています。
料金システムに関してはあまり詳しく説明をしないお店の方が多いので、気になるならお店に入った時に詳しく聞いたほうが良いですよ。
一人でスナックに行った場合の料金
スナックは複数人で行ってワイワイ騒ぐこともあれば一人で行くこともあると思います。さて人数によって料金は変わるのか?というと、一人の場合は飲み放題料金が高くなるお店もあります。
例えば
- 三人以上:飲み放題60分3000円
- 一人:飲み放題60分3500円
なんてパターンもあります。
スナックの場合、多くの人数できたときの方が売上的には大きくなるため飲み放題料金も安くなります。一対一では売上的には大きくないため、飲み放題料金が高くなりやすいのだと思われます。
スナックの料金は田舎の方が安い?
スナックは都会と地方では変わるのか?というと、やはり多少は変わります。
例えば
- 地方:60分3000円
- 関東:60分5000円
くらいの違いです。やはり家賃や賃金の違いがあるのでスナックも料金が高めに設定されています。何にせよ都心から地方のスナックに遊びに来た方は料金の安さにびっくりするかもしれませんね。
スナックをお得な料金で楽しむ方法(まとめ)
では最後にスナックをお得な料金で楽しむ方法についてまとめました。
- 1時間程度でお酒も少量ならチャージ料金
- 2時間程度でお酒をしっかり飲むなら飲み放題
- 3時間以上でがっつり楽しみたいならボトルキープ
①1時間程度でお酒も少量ならチャージ料金
1時間程度でお酒もさほど飲まないならチャージ料金がお得です。
チャージの料金体系は
- 席料(1500円~2000円)
- お酒は別料金
- 女の子のドリンクも別料金
となっているので、短い時間でお酒も少量ならチャージ料金がお得になります。
②2時間程度でお酒をしっかり飲むなら飲み放題
もし2時間以上滞在予定でお酒もがっつり飲みたいなら飲み放題にしましょう。飲み放題なら自分が飲んだ分は追加料金は取られないのでお得です。
ただし女の子は別料金なのと、延長すればするほど高上がりになっていくので、お得に遊びたいなら長時間滞在しすぎないように気を付けてください。
③3時間以上でがっつり楽しみたいならボトルキープ
3時間以上でがっつり飲みたいならボトルキープがおすすめです。
ボトルキープはボトルを入れた当日は高くなりますが、二回目以降はボトルがなくなるまでお得に飲むことができます。
料金がかかるタイミングは
- 来店時のチャージ料(1500円~2000円) ※最初だけ
- 女の子の飲み代(1杯600~900円)
- 氷や割り物の交換(800~900円) ※なくなった時だけ
だけなので他の飲み方と比べてもかなり安いです。
氷や割り物は頻繁に交換するものじゃないですし、女の子のドリンクもガバガバ飲む子は少ないですから、長時間がっつり飲みたいならボトルを入れることをおすすめしますよ。
スナックの料金表
最後に当店(会津若松のスナックシェル)の料金表一覧をお見せします。ボトルキープやチャージ料などが細かい料金が記載されていますので、ぜひ見てみてください。
セット料金
お一人様以上 | 60分 3000円~ |
三名様以上 | 60分 3000円~ |
女の子のドリンク代 | 800円 |
ボトルキープの種類&値段
ボトルの種類 | お値段 |
焼酎 |
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ブランデー ウイスキー |
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ビール |
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シャンパン |
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その他 |
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テーブルチャージ | 1,500円(お一人様) |
氷・割り物 | 各800円 |
コーラ・炭酸 | 各900円 |
水 | 1,000円 |
参考になれば幸いです。